証券会社のアプリでおすすめはどれ?搭載機能や銘柄を比較

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証券会社のアプリでおすすめはどれ?搭載機能や銘柄を比較

証券会社で口座を開設して入金したら、いよいよ取引に進むことができます。証券会社のウェブサイトにログインして取引を行うこともできますが、アプリを使うとより手軽に取引可能です。

この記事では、各証券会社のアプリの特徴や機能を紹介します。

証券会社のアプリがおすすめの理由は?

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証券会社のアプリをおすすめする理由は2つあります。

スピーディーな取引

パソコンを開かなくてもスマートフォンで取引できるということです。常にパソコンの前で待機できるような方であれば良いですが、本業を抱えながら証券投資をやっている方も多いです。アプリであれば、どこにいてもデータ通信とスマートフォンがあれば取引が可能になります。

スマートフォンのブラウザからでも取引できなくはないのですが、証券会社によってはパソコン用のページしか用意されていないこともあるので、使いずらさを感じることが多いです。

カスタマイズが自由自在

また、アプリは自分好みの情報が出るように設定でき、必要な情報まですぐにたどり着くことができます。1度でもウェブページのトップ画面は株から為替、先物の情報、経済ニュースなど、情報が目白押しで欲しい情報を見つけるまでに時間がかかります。

アプリは、自分の持っている銘柄に関するニュースや現在の価格などの確認のために、直感的に操作できる作りになっています。操作や情報に惑わされて時間を無駄に費やさないためにも、アプリを使うことをおすすめします。

証券会社のアプリおすすめ5選を徹底比較!

各証券会社のアプリには、自分が保有している銘柄の価格の確認や取引といった基本的な機能は備わっていますが、チャート機能やメニューにはそれぞれ違いがあります。
5つの証券会社が提供する、アプリの特徴や強みを紹介します。

SBI証券 株 アプリ – 株価・投資情報

SBI証券では、SBI 株アプリというアプリを提供しています。このアプリは株価に大きな影響を与えるような情報(決算、トレンド)を分かりやすく提供します。

また、その日の値上がり・値下がり株や出来高をランキング形式で表示する機能など、投資家が欲しい情報をワンストップで見ることができます。

SBI証券 株 アプリ – 株価・投資情報の機能

SBI 株 アプリの主な機能を紹介します。

  • 取引銘柄選びに重要な情報(値上がり・値下がり、出来高など)を提供するランキング機能
  • 難しい決算情報をグラフで表現する銘柄分析機能
  • 株主優待情報の検索と、必要最低限の金額を計算
  • 話題のテーマに関する銘柄の検索とまとめ買い

調べたら時間がかかることをアプリが一瞬で見つけてくれる機能を多く揃えています。SBI証券は開設済み口座数No.1の会社であり、ユーザー目線での必要な機能を常にアップデートしながら実装を行っています。

SBI証券 株 アプリ – 株価・投資情報で取り扱っている銘柄

SBI証券 株 アプリでは国内株式を取引することができます。SBI証券 株 アプリは東京・名古屋・福岡・札幌証券取引所、に上場している銘柄を幅広く取引することができます。ユニクロソフトバンクといった有名な銘柄から、名古屋・福岡といったマイナーな証券所に上場している企業まで投資ができます。

ただ、SBI証券 株 アプリ内では、海外株式はアプリでは取引できません。海外株式の取引を行いたい場合は、ウェブサイトを使うようにしましょう。

楽天証券 iSPEED

楽天証券が提供するi SPEEDは、ログインなしで誰でも利用することができます。他の証券会社は口座開設者のみが利用できることが多い中で、iSPEEDの仕様は珍しいです。

また、必要なニュースを厳選して受け取れるアラート機能や、マーケットを一覧で確認できる画面も搭載されており、時間がない方でも取引に活用できる仕様になっています。

楽天証券 iSPEEDの機能

iSPEEDの主な機能を紹介します。

  • 知りたい情報をワンタップで開ける「マーケット」
  • 希望の銘柄を登録して、一覧で価格情報を確認できる「お気に入り機能」
  • チャートを開くと5分足、日足、週足、月足で短・中・長期で値動きの確認が可能
  • 銘柄の約定情報を通知してくれるアラート機能

チャートを開くと様々な時間足から値動きを確認でき、取引に役立てることができます。
また、日々多く飛び交う投資情報から、自分の欲しい情報を的確に届けてくれるアプリです。

楽天証券 iSPEEDで取り扱っている銘柄

iSPEEDでは、東京・名古屋証券取引所に上場している銘柄(3800社ほど)と、アメリカ株式(3,500社ほど、いずれも2020年11月29日現在)に投資することができます。

日本の銘柄に加えて、アップルやアマゾンなどの有名アメリカ企業にも投資できます。アプリ内で日米の銘柄の取引に対応しているのは、iSPEEDだけです。

松井証券 株 touch

松井証券の 株 touch は、シンプルで扱いやすい機能を持ったアプリです。初心者に向けて使いやすさも追求しながらも、テクニカル指標などチャート分析に関する機能も多く実装しています。

また、株 touch は、国内株式と先物オプション取引に対応しています。株式なら株取引限定のアプリ、というように個別で分けられることが多い中で、1つのアプリで両取引に対応できる仕様になっています。

松井証券 株touchの機能

株 Touchの主な機能を紹介します。

  • 先物ボードで全世界の指標の確認
  • 株価ボードのリアルタイムの更新機能
  • 1タップで即発注できる「スピード注文」
  • Tick、1分足、5分足、15分足、日足、週足、月足の細かな時間足まで対応したテクニカルチャート

短い時間足での分析や即発注機能など、日々刻々と動く相場で投資チャンスを逃したくない方には、有益な機能が備わっています。

松井証券 株touchで取り扱っている銘柄

松井証券では、東京・名古屋・福岡・札幌証券取引所に上場している株式に投資することができます。トヨタ自動車ソフトバンクといった有名企業はもちろん取引可能です。

また、日経225先物取引にも対応しており取引情報も充実しているので、全体の流れを確認しながら個別株の取引に役立てる、そんな使い方にも向いています。

One Tap BUY日米株

One Tap BUY日米株 はスマートフォンに特化した株や投資信託の取引サービスで、みずほファイナンシャルグループやソフトバンクなど大手企業から出資を受けています。One Tap BUY日米株はスマートフォンで手軽に1,000円単位で取引できるのが特徴です。

また、アプリ内で初心者でも楽しく株式投資を学べるコンテンツも充実しています。

One Tap BUY日米株の機能

One Tap BUYの主な機能を紹介します。

  • 日本株アメリカ株が1,000円~始められ、配当金も得られる
  • 銘柄が厳選されている
  • 名前の通り操作がシンプル
  • 初心者でも漫画やニュースで株式投資を学べるコンテンツ

他社では、株式は原則100株からの購入になるので、多くの株で最低でも数万円~が購入資金が必要になります。One Tap BUY日米株は小さい金額の取引に特化しており、低リスクで投資を始めることができる環境が整っています。

One Tap BUY日米株で取り扱っている銘柄

One Tap BUY日米株は、取り扱い銘柄を限定しています。日本株は味の素やキリン、ドコモといった126銘柄、アメリカ株はフェイスブックやグーグル(Alphabet)、アマゾンといった112社の両国を代表する企業の株を購入できます。

少額からでも日本や米国の株を買って、株式投資や配当を得る体験してみたい方にはおすすめできるサービスです。

マネックス証券アプリ

マネックス証券が提供する マネックス証券アプリは、メニューのカスタマイズ性に優れ、画面のスクリーンショットをワンタッチで撮れる機能を備えた、他社にはないユニークな特徴をもったアプリです。

日本から海外の市況情報、為替情報、チャートまで幅広い情報を提供する万能アプリです。

マネックス証券アプリの機能

マネックス証券アプリの特徴は下記の通りです。

  • 日米株、各市場のレポート、為替情報idecoなど幅広い情報が1つのアプリで得られる
  • ログインは指紋・顔認証でできる
  • よく使うメニューをカスタマイズできる
  • 各取引特化アプリとの連携が可能

マネックス証券アプリは、投資に関する総合的な情報を提供するアプリです。日々数多く入ってくる情報を選別して有効に活用するために、ログイン時間の短縮化とメニューを自分好みにできるなどの工夫がされています。

マネックス証券アプリで取り扱っている銘柄

マネックス証券アプリでは、国内株式のトヨタ自動車ソフトバンクといった企業を始め、米国株、中国株、FX、先物オプションなどの取引ができます。

ただ、国内株式取引以外は、パソコンビューでの提供になります。従って、アプリ内では、国内株式の、東京・名古屋・福岡・札幌証券取引所に上場している株式のみに投資できます。

証券会社のアプリを使ってみよう

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この記事では、5つの証券会社が提供するアプリについて紹介してきました。

記事を参考に、自分が欲しい情報を得られて使いやすそうなアプリを選んでみましょう。